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谷津干潟×水元かわせみの里 谷津干潟自然観察センターで交流イベント

谷津干潟に飛来する鳥を数える

谷津干潟に飛来する鳥を数える

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 習志野市谷津自然観察センター(習志野市秋津5)で1月21日、子どもたちのボランティア「谷津干潟ジュニアレンジャー」と「カワセミキングス」の交流イベント3年ぶりに行われた。

館内でスタッフの話を聞く子どもたち

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 谷津干潟ジュニアレンジャーは、同所が持続可能な社会を目指し、未来にわたって自然を守る人を育てる取り組みの活動の一つ。参加する子どもたちは、各ステップに応じて自然と触れ合いながら、自然を知り、自然保護活動を行っている。ジュニアレンジャーについて、小学4年の渡邉太陽君は「普段は鳥をカウントしたり、観察したりしている」と話す。

 カワセミキングスは、東京都立水元公園内にある葛飾区水元かわせみの里で活動している子どものボランティア。今回の活動の目的は、「互いに活動する場所を知り、野鳥をカウントする調査」。

 今回の交流活動について、カワセミキングスの豊田武充君(小学4年)は「互いの施設や行う活動を知ることができ楽しかった」と話す。谷津干潟ジュニアレンジャーの関谷花音さん(小学4年)は「初めは緊張したが、すぐになじめて楽しかった」と振り返る。

 保護者で柏市在住の岩立早苗さんは「野鳥が大好きだが、近所にこういう活動はない。干潟の自然を通し同年代の同じ趣味を持った仲間を作ることで、人との交流を学んでいってほしい」と期待を込める。

 同センターの交流会担当の工藤萌華さんは「コロナで中止になっていたが、長年続いた水元かわせみの里との交流活動が復活して良かった」と話す。

 同センターの谷津干潟ジュニアレンジャーは小学3年~中学3年が対象。その後は「観察センターボランティア」「谷津干潟ユース」に登録し、谷津干潟で行う活動の企画や実施などを通して活躍の場を広げていくことになる。

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