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習志野の谷津遊路商店街で「アートフリーマーケット」 バラの季節に開催へ

谷津遊路商店街入口に掲示された「アートフリーマーケット」のポスター

谷津遊路商店街入口に掲示された「アートフリーマーケット」のポスター

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 習志野の京成谷津駅南口にある谷津遊路商店街(習志野市谷津4)で6月3日、「アートフリーマーケット」が開催される。

ポスターを手がけた版画家の松田圭一郎さん

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 「手作り」の品に特化したフリーマーケットで、毎年春と秋に開かれ、今回が29回目。商店街の先には谷津バラ園(谷津3)があり、遅咲きの品種が見頃を迎えるこの時期は、バラ園の観覧も兼ねて「アートフリーマーケット」に足を運ぶ人も多いという。毎月第1土曜に開かれる「商店街トクトクセール」も同時開催。商店街事務所か各店で配布しているチラシを持参すると、さまざまなサービスを受けられる。

 イベントのポスターを手がけるのは、同商店街にある雑貨店「ゼフィロス」を夫婦で営み、版画家でもある松田圭一郎さん。「ポスターの絵は過去の作品からみんながハッピーになれるものを選ぶ」という。

 松田さんは「ギャラリーとは違い、街じゅうの人が見てくれる。誰が描いているのかと聞かれることもあり、見ている人は見ているのだなと、うれしく思う」と話す。「作品は自分が見聞きしたことを描く、いわば絵日記のようなもの。タイトルはあえて付けない。見た人が自由に物語を想像してくれたら」とも。

 「アートフリーマーケット」の発案者は、妻で「ゼフィロス」店主の悦子さん。現在はハンドメード作品の出店が大半だが、当初は油絵や版画などまさに「アート」を持ち寄っていた。イベント名に「アート」と付くのは、その名残だという。松田さん夫婦は「15年以上、トライアンドエラーを繰り返し開催してきた。回を追うごとに出店者も増えている。たくさんの人に楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。

 開催を毎回楽しみにしているという谷津在住の石田さんは「心のこもったハンドメード作品が一堂に並ぶとワクワクする。既製品にはない温かみがあり、世界に二つとない物に出合えるのがアートフリーマーケットの魅力」と話す。

 開催時間は12時~17時。雨天中止。駐車場なし。

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