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習志野で「消防・救急フェア」「農業祭」「ガスフェスタ」 はしご車展示も

昨年12月に導入された習志野市消防署の屈折はしご車

昨年12月に導入された習志野市消防署の屈折はしご車

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 「第55回ガスフェスタ」「第57回農業祭」が11月9日・10日、習志野市役所で開催され、併せて両日、「消防・救急フェア」が市役所に隣接する習志野市消防訓練センターで開催された。

野菜の宝船

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 消防・救急フェアでは、昨年12月に導入された屈折はしご車を展示。通常のはしご車が直線にしか伸びないのに対し、はしごが曲がる屈折はしご車は小回りが利く。消防車が入れない狭い場所や複雑なマンションからも安全に乗り移りできるのが特徴。消防署員によると、「住宅が多い習志野市に向いている」という。参加者は展示したはしご車の先端で撮影したり、消防署員に質問したりして楽しんだ。

 農業祭では、毎年恒例の野菜で作られた宝船を入り口に展示。「三河屋豆腐店」の肉豆腐や、焼きそば、焼き鳥、フランクフルトの屋台のほか、「鮹八」がたこ焼きのキッチンカーで出店した。

 習志野市と交流がある群馬県上野村も屋台を出店。上野村名物の十石しいたけ、十石みそや、「いのぶた」を使ったコロッケを販売。屋台でコロッケを販売した「上野村いのぶたファーム」農場長の小池銀太さんは「いのぶたはアスパラギン酸とグルタミン酸が普通の豚の3倍あり、脂の融点が低いので、豊富なうまみと舌触りの良さが特徴。みんなが大好きなコロッケで、いのぶたの魅力を習志野の方に伝えられれば」と話す。

 市役所では、ガスフェスタや習志野市の小学校児童が描いた「児童絵画展」「防火図画展」を開催。会場には習志野高校美術部がデザインした習志野市制施行70周年記念デザインマンホールも展示し、撮影する見物客も多く見られた。

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