習志野市在住の瀬戸口真弓さんが11月27日、マレーシア・ラブアンで開催された国際ラブアン教育研究コロシアムにオンラインで登壇した。
同会議は、マレーシア政府とラブアン連邦直轄教育庁が主催する国際会議で、24回目を迎えた今回のテーマは「教育の未来を変える」。現地とオンラインで計50人が登壇し、ASEANとイスラム圏を含む3カ国から約500人が参加した。
瀬戸口さんは英語講師歴約20年。自身の海外在住の経験から、日本における英語の発音の教育を問題視し、日本人が楽しみながら正しい英語の発音を身につけられる方法を考えてきた。2019年に英語発音矯正のオリジナルメソッド「ある男の子とスイカの種の物語」を発案し、2024年、書籍「ある男の子とスイカの種のアルフォニックス物語」を自費出版するなど、自身の「発音矯正メゾット」の普及のために活動している。今年から自身が営むカフェ兼英会話教室「E+PLACEENGLISH&CAFE」を拠点に「Mimomi English Institute」校長として、ボルネオ島の小学校との国際交流を進めている。今回の会議では、日本発の英語発音矯正メソッド「アルフォニックス物語」について講演した。
瀬戸口さんは「この夏に縁を頂き、9月にはラブアン島での教育者学会に登壇し、今回は国際会議でトップバッターの登壇という機会を与えてもらい、とてもありがたい。フィードバックでは、『分かりやすいメソッドだった』『ぜひ教えてほしい』『楽しく発音を学べそう』『ぜひ使ってみたい』などの評価を頂いた。このメソッドは日本人だけでなく、世界中の英会話を学ぶ人の役に立つと思うので、一人でも多くの人に知ってもらえるよう、これからも頑張りたい」と意気込みを見せる。