習志野経済新聞の2024年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「習志野に「ラーメンショップ〇化」初出店 「実籾盛り上げていけたら」」だった。
ランキングは、今年1月1日から12月12日までの1年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は記載日)。
1. 習志野に「ラーメンショップ〇化」初出店 「実籾盛り上げていけたら」(3/8)
2. 習高「美爆音」で知られる石津谷教諭退任 セカンドキャリアは習志野市職員(4/9)
3. 習志野・茜浜で花火大会開催へ 市制70周年記念、2日間で2万発打ち上げ(9/2)
4. イトーヨーカドー津田沼店、9月で閉店へ 47年の歴史に幕(5/14)
5. 谷津商店街で世界三大花木・ジャカランダ開花 「いずれシンボルツリーに」(5/29)
6. 習志野・谷津に無人営業カフェ「エコトーン」 自家焙煎コーヒー提供(5/22)
7. 津田沼「ブラウンサウンドコーヒー」、平日もモーニング営業 2月限定で(2/15)
8. 習志野・鷺沼にカフェ「エアル」 ケーキ販売やバー営業も(5/1)
9. 習志野に複合型福祉拠点「実籾パークサイドハウス」 11月開業へ(4/25)
10. イトーヨーカドー津田沼店で展示会 閉店までの歴史を資料で振り返る(8/26)
1位に輝いたのは「ラーメンショップ〇化」開店の記事。全国に約300店舗を展開するラーメンチェーン「ラーメンショップ」から派生したラーメン店で、白髪ネギ、チャーシューをのせた特製ラーメンのほか、自家製ギョーザ、ミニチャーシュー丼、辛ネギ丼などを提供する。7月から9月に行われた「習志野ラーメンカーニバル」にも参加し、市内の数あるラーメン店の中でも注目を集めた。
2位は習志野高校吹奏楽部の元顧問・石津谷教諭退任の記事。「音楽のまち習志野」とも呼ばれる習志野市内でも、「美爆音」で知られる野球応援や吹奏楽コンクールなどの各大会で全国水準の成績を収める同校吹奏楽部。同部を長期にわたって指導し、2500人以上の部員を輩出した石津谷教諭は2021年から、全日本吹奏楽連盟の理事長も務めている。
3位にランクインした茜浜での「習志野花火大会」は市政施行70周年記念を祝い開催。市内での大規模な花火大会は、2018(平成30)年の「習志野きらっと花火大会」以来。2日間で2万発を打ち上げ、2日目は習志野高校吹奏楽部とのコラボレーションも。野球応援の名物「レッツゴー習志野」や東京スカパラダイスオーケストラとのコラボ楽曲「一日花 feat.imase&習志野高校吹奏楽部」を演奏し、習志野らしさが詰まった花火大会となった。
4位、10位の記事は、イトーヨーカドー津田沼店の話題が占めた。2023年3月のパルコ閉店、2025年に迫るモリシア津田沼の閉店に並び、津田沼の商業施設の閉店、再開発が相次ぐ中、注目が集まる記事となった。46年間営業し、一時は売り上げ日本一だったこともある同店。閉店時には多くの利用客が集まり、シャッターが閉じると同時に拍手が沸き起こった。10位の展示会は、資料のほか、一般からイトーヨーカドー津田沼店のエピソードや写真も集めて行ったもので、中には「イトーヨーカドー津田沼店に救われた」という、同店にあった屋内遊園地で働いていたという元スタッフからのエッセーもあり、SNSでも反響が集まった。
習志野経済新聞は今年、フリーペーパー「習志野経済新聞」やサポーターのイベント「サポーターミーティング」など新たなと取り組みを始め、新しい情報発信の在り方を試行錯誤してきた。閉店や再開発が続き、変わりゆく習志野をこれからも情報の面から盛り上げ、発信を続けていきたい。