
ゆうろーど大久保商店街(習志野市大久保1)で8月24日、「学園おおくぼ商店街夏まつり」「大久保商店街盆踊り」が開催された。主催は大久保商店街協同組合。
出店した日大生産工学部創成デザイン学科「大久保推しエールプロジェクト」チーム
えびせん、イカ唐揚げ、タン串、ステーキ、焼き鳥、トルティーヤ、タコスの販売やスピードくじ、金魚すくいなどの屋台やキッチンカーが並んだ。大久保の沖縄タコスの「38TACOS」はスナック菓子「ドリトス」にタコスの具材を混ぜて袋ごと提供。購入客は祭りで歩きながら食べていた。
イベントスペースでは習志野市立第二中学校吹奏楽部による演奏、アメフトチーム「オービックシーガルズ」のシーチアによるチアダンスパフォーマンスが披露された。その後、音楽に合わせて盆踊りが始まり、一般来場者も参加。イベントスペースでチアの衣装で会場を盛り上げたシーチアが浴衣姿に着替えて参加するなど、商店街は思い思いに楽しむ人でにぎわった。
習志野市近辺を中心にキッチンカーで活動するジェラート店「いいこと」は、ラムレーズンやチョコレート(以上500円)などの手作りジェラート、トッピングでウサギや飛行機のクッキー、ドリンクを販売した。店主の富永愛理さんは「初めて来てくれた方が8割。2割はリピーター。初めての出会いも、また来てくれた再会も本当にうれしかった。たくさんのフレーバーを用意しているので、お気に入りを見つけに、また来てほしい」と話す。
日大生産工学部創成デザイン学科から「大久保推しエールプロジェクト」が出店。プロジェクトリーダーの4年・福岡千夏さんは「私たちは『学生の力で大久保の街を盛り上げたい』をコンセプトに学生団体で今年、スタートした。『店主』『住民』『学生』の3つの観点からアイデアを出し、今は商店街マップ作成に取り組んでいる。今日の出店はその一環で、祭りに来た方の視点のレビューで、商店街の店を違った角度で盛り上げていけたら」と話す。
ボードには商店街の店のプレートが並び、祭りの参加者は思い思いに日頃の感謝や「お薦め」のポイント、名物店員のアピールや「健康に気を付けて頑張ってほしい」など応援メッセージを書き込んでいた。