
屋敷会館(習志野市屋敷3)で8月23日・24日、「屋敷ふれあい納涼大会」が開催された。
天津神社の境内に設けられた櫓(やぐら)を中心に盆踊りが行われ、模擬店も並んだ。模擬店は各町会に加え、天津神社の氏子(うじこ)、習志野消防団第八分団も参加。焼きそば、焼き鳥、ポップコーンなどを販売したほか、ヨーヨー釣りなどのコーナーを設けた。消防団が販売したフランクフルトやチョコバナナは販売開始後1時間で完売。パン店を営む団員がスイーツ系を担当するなど団員の職業を生かした工夫で来場者を喜ばせた。
19時30分からは「お楽しみ抽選会」を開催。18時30分~19時に来場した人に抽選券を配布して抽選を行う仕組みで、郵便局や地元商店などの協賛で景品を用意した。
屋敷連合町会の中〇(まる=だい)光広会長は「マンションが建ち人口が増えてきているので、今後もより多くの方に参加してほしい。屋敷で育ち地域を離れたお子さまも、この盆踊りをきっかけに戻ってくるような行事にしていきたい」、木村房子副会長は「来客増員のために抽選会などの工夫をしているが、若い世代のアイデアでさらに活性化できると思う。運営側に若い世代が増えてくれるのが願い」と、それぞれ話す。
分団長の奥山学さんは「日頃から町会の皆さんに支えられて分団を運営している。このような地域活動に関わらせていただくことで、消防団活動が住民の皆さまにとって身近に感じてもらえるとうれしい。団長になって2年、入団から10年以上がたったが、このようにずっと継続して関われていることに喜びを感じている」と話した。