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習志野・谷津のカフェで新型コロナ罹患後症状と闘う子どもたちの作品展

会場のエコトーン外観

会場のエコトーン外観

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 新型コロナ罹患(りかん)後症状(以後、後遺症)と闘う子どもたちの作品展「long covid kid’s(ロング・コヴィッド・キッズ)作品展」が10月10日~16日、無人カフェ「エコトーン」(習志野市谷津5)で初めて開催される。

作品展のチラシ

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 主催は、同カフェで「ニワエコマルシェ」などを行うyu-kiさん。英米などでの取り組みを参考に、新型コロナウイルス感染症に罹患し長引く症状に苦しみながらも、前を向いて頑張っている子どもたちを笑顔にするための活動「make happy long covid kid's」を始めた。

 店内では、絵画や写真、後遺症と闘う自分の気持ちを込めた川柳や俳句、短歌、現在は症状が重く書けない人が罹患以前に練習した習字などを展示する。

 yu-kiさんは「世界中多くの人が新型コロナウイルスにより人生が変わったが、ウイルスの本質や罹患後に長く続く症状について、社会の理解や周知は一向に進まないと感じる。子どもたちを取り巻く現状を知ってもらい、未来の子どもたちの健康を守ってほしいという思いがずっとあった。イギリスの団体が主催する、患者たちから啓発ポスターを募集し発表するイベントを知り、日本でも行えたら理解や周知が少しでも進むのではと考えた」と話す。

 期間中は各日3組ほどの作家やショップが日替わりで出店し、ハンドメード作品や飲食物などの販売、ワークショップも行う。

 yu-kiさんは「年齢や性別を問わず、気軽に作品展へ足を運んでもらえたらうれしい。期間中は店内の換気やマスク着用など、基本的な感染対策を行う。皆さんに安心して楽しんでもらい、作品展後も笑顔と健康で過ごしてほしい」と呼びかける。

 作品は24時間展示(16日は15時まで)。日替わり出店は10時~14時。カフェの営業は24時間。

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