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イオン津田沼店が大規模リニューアル 子育てファミリーのニーズに対応

イオンモール津田沼店 1階

イオンモール津田沼店 1階

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 イオン津田沼店(習志野市津田沼1)が11月20日、新津田沼駅周辺の再整備に参画する中で、子育てファミリーのニーズに応える店舗へとニューアルオープンした。

岡澤譲治店長とブラックパンダ

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 同店は京成松戸線新津田沼駅北側に隣接し、JR津田沼駅から徒歩約5分の場所に位置する。2003(平成15)年の開店以来、長年居住するシニア層に加え、都心への通勤アクセスの良さから単身者も多く利用してきたが、再開発により30~40代の子育てファミリー層が増加傾向にあることから、今回のリニューアルを決定したという。

 3階キッズ売り場では、ベビー・キッズ専門店「キッズリパブリック」を導入。ベビーカーやベビーシート、ベビーチェアなどの大型育児雑貨を拡充し、ドイツの育児用品ブランド「Cybex(サイベックス)」のトラベルシステム対応ベビーシートや、「Farska(ファルスカ)」の「一生物モノシリーズ」など、「デザイン性と機能性を兼ね備えた」商品を新規導入したという。ベビーフードコーナーでは「健康にこだわった離乳食、おやつを充実させている」とも。

 イタリア発のファッションブランド「OVS(オヴィエッセ)」のキッズアパレルはイオン全店舗で初の売り場展開を行い、専任販売員を配置し、サイズ選びやコーディネートをサポート。おもちゃ売り場「MONTOYS(モントイズ)」では体験コーナーを設け、プラレールで遊べるスペースも用意した。

 併せて、一日滞在型子どもの遊び場「のびっこジャンボ」を展開。0歳~12歳の子どもとファミリーを対象に、ボールプールやなりきり遊びコーナー、ふわふわ風船など、「思い切り」体を動かせるコンテンツをそろえた。12月初旬には赤ちゃん休憩室もリニューアルし、父親も一緒に入室可能な個室授乳室を新設する。

 1階食品フロアでは、約90席のイートインスペースを新設。世界各国からセレクトした食品を集める「カフェランテ」では約2000種類の商品をそろえ、オリジナルコーヒー豆33種類を含む約100種類のコーヒーを展開する。銘菓売り場は従来の2倍に拡大し、イオン初展開となる地元谷津の「ル・パティシエ・ヨコヤマ」やクラフトバタースイーツ「Butters(バターズ)」、スペイン発祥の「PAPABUBBLE(パパブブレ)」など、新たに12ブランドを導入し、計32ブランドを展開する。

 1階の「グラムビューティーク」では、専用タブレットで10ブランド約700種類の化粧品をバーチャルで試せる「ARバーチャルメーク」サービスを導入。「イオン薬局」は約60坪に増床し調剤ロボットを追加導入することで、待ち時間の短縮を図った。

 岡澤譲治店長は「今回のリニューアルでは『タッチ&トライ』の仕組みを随所に取り入れた。実際に触って体験してもらい、ゆっくり滞在しながら買い物を楽しんで」と話す。旧イトーヨーカドー跡地については、「来年春のオープンを目指している」という。

 営業時間は9時~22時。

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