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習志野・津田沼公園でヒマラヤザクラが見頃 メジロも飛来

ビルに囲まれた公園で咲くヒマラヤザクラ

ビルに囲まれた公園で咲くヒマラヤザクラ

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 JR津田沼駅南口にある「津田沼公園」(習志野市谷津1)で現在、ヒマラヤザクラが見頃を迎えている。園内では、淡いピンク色の花を咲かせた桜の枝にメジロが集まり、訪れた人々の目を楽しませている。

淡いピンクの花を咲かせたヒマラヤザクラ

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  ヒマラヤザクラは、ヒマラヤ山脈周辺を原産とする桜の一種。寒冷な環境に適応し、冬に花を咲かせる特徴を持つ。日本で一般的なソメイヨシノよりも早い時期に開花し、冬から早春にかけて一足早く春の訪れを告げる存在として知られる。冬季間、晴れ間の広がる日には、花の蜜を求めてメジロやヒヨドリが枝から枝へと飛び交う姿が見られる。

  津田沼駅から徒歩圏内に位置する同園は、地域住民の散策や休憩の場として親しまれている。

  桜を観賞していた近隣在住の男性は「40年近くこの地域に住んでいるが、これまで意識したことがなかった。枝ぶりも立派な桜で、これからは毎冬見に来ようと思う」と話す。公園付近の津田沼中央総合病院に勤務する男性は、趣味の一眼レフカメラに望遠レンズを装着し、メジロの撮影に訪れた。「この時期になると花が咲き、メジロが集まってくることは知っていたので、今日は撮影しようと機材を持ってきた。この時期、メジロが桜に一度に多く集まっているところを撮影できるスポットは珍しく、貴重な場所」と話し、熱心にシャッターを切っていた。

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