習志野の大規模マンション「ユトリシア」(習志野市東習志野2)で3月14日、「ユトリシア防災フェスタ2026」が開催される。住民に限らず近隣地域にも広く参加を呼びかける。
ユトリシアは総戸数約1400戸を超え、広大な敷地と、体育館やラウンジなどの共用スペースを備えている。同イベントはそれらと周辺エリアを活用して開催する。
「防災という内容を祭り感覚で楽しみながら、子どもから高齢者まで幅広い世代が体験を通して学ぶことができる」という。約30の体験型プログラムや展示、各種防災セミナーを展開する。
当日は、地震体験車「まもるくん」、応急救護体験(AED)、断水チャレンジ(給水体験)や煙体験「GENSAI迷路」、はしご車救出体験、日産EV給電体験や防災カードゲーム、人形劇などの体験企画を用意。防災備品展示やペット防災展示を行うほか、イオンによる防災用品物販ブースも設ける。災害体験VRなど、視覚的に分かりやすいプログラムも用意する。
防災セミナーでは、「ペットの飼い主が行う備えと行動」「命を守るために今できること」「自然災害に対する習志野市の対応」など実践的なテーマを扱うほか、実際に被災した人の生の声を聞くことができる「被災体験座談会」も予定している。
各ブースを回ってスタンプを集めると、17時から行う抽選会に参加できる。さまざまな体験に参加することでスタンプを集め、「楽しみながら防災の知識が自然と身につく仕組みになっている」という。
12時からはカレーライスを先着800食無料配布する。会場にはキッチンカーやマルシェも出店予定。習志野市マスコット「ナラシド♪」やチーバくんも来場する。
今回のイベントについて、ユトリシア管理組合の田中宏明さんは「発災時にマンション内の共助の力を高めることはもちろん、近隣地域との情報共有や連携が非常に重要。ユトリシアが率先して大規模な防災イベントを開催し、地域の防災意識を高め、将来的に地域横断で防災を協議できる環境づくりにつなげたい。どれだけ多くの地域を巻き込めるかが今回の鍵。防災は特別なものではなく、日常の延長線上にあるもの。楽しさを入り口に、地域全体で備える文化を広げたい」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~18時。参加無料。