商店街の商店主らが講師となりプロならではの知識や情報、コツなどを伝えるゼミナール「ナラシドまちゼミ2022」が10月1日から1カ月間にわたり行われた。「つくる」「美容・健康」「まなぶ」「グルメ」「その他」の5つのカテゴリーから成る34講座が開かれた。
茶茶谷津本店(習志野市谷津5)では10月29日、「イクメンパパも歓迎!親子でもOK!おにぎらず体験!」を開催。2組の親子(5人)が参加。習志野産品やのりの製造過程の説明、おにぎらず作りを体験。子どもでも簡単に断面がきれいなおにぎらずができ、行楽シーズンや運動会の弁当作りにも役立つという。おにぎらずの具材には習志野ソーセージも使用。谷津バラ園のバラのアイスクリームの試食もあった。参加した男児は「具材が崩れないようにのせるのが難しかったけど楽しかった」と話す。男児の母親は「子どもも楽しんでやってくれた。簡単なので家でもやってみたい」と話していた。
店主の金子正さんは「当店では4講座を開き、50~60人に参加していただいた。初めて当店に来てくれる方もいて、ふれ合いが生まれ輪が広まった。店の認知が高まるのはもちろん、商店同士のつながりも生まれた」と振り返る。