習志野市東習志野にある個人宅(習志野市東習志野8)の庭先で6月11日、「ニワサキマルシェ」が開かれる。今回で2周年を迎える。
ニワサキマルシェの名前の通り、自宅の庭先でマルシェを主催するのは藤岡由紀子さん。「コロナ禍で直接人と会って話すことが減り、年配のご近所さんたちの様子が心配になるほか、作家の活動の場をなくしたくないと思った。大変な状況の中でも、笑顔を作る手伝いが少しでもできたらという思いでマルシェを始めた」と振り返る。
当日は12店が出店。アクセサリーやドライフラワー、消しゴムはんこ、トウ編み雑貨、ティラミスなどを販売し、ハンドマッサージやネイルケアなどのサービスも提供する。キッズネイルやヨーヨーすくいもあり、子どもと一緒に楽しめるようにする。出店者は藤岡さんが声をかけ、つながり、広がっていった。刺しゅう小物を販売する「smile moon」の山本結さんもその一人で、初のイベント出店が1年前の同マルシェだった。同マルシェについて、山本さんは「季節の花がたくさんのすてきな庭先で、近所のお客さまや作家さんなど、どこを取っても笑顔であふれている。のんびり心地よく、心温まる場所」と話す。
藤岡さんは「今まで来てくれた方に恩返しができるようなマルシェにしたい。マルシェを始めてから私の方が癒やされ元気をもらっている。これからもつながりを大切に開催していけたら」と意気込む。
開催時間は10時~14時。荒天の場合は中止。