「ふるさと香澄夏祭り」が8月4日・5日の2日間、香澄ふれあい公園(習志野市香澄4)で4年ぶりに開催された。
香澄夏祭り実行委員会総務班・班長の阿川さんは「香澄の街ができた頃、有志によって『子どもたちに何か、昔自分たちが経験した楽しい夏祭りのようなものを経験させてあげたい』という思いで始めたのが祭りのきっかけ。子どもが集まれば大人も集まる。こうした相乗効果で、年々規模も大きくなった。今では、大人になった当時の子どもが、この祭りのために帰ってくるようになった」と話す。
当日は、習志野ソーセージや焼きそば、射的や型抜きなどの模擬店19店が参加し、一部露店では行列ができるなどにぎわった。メインステージでは、かすみ保育園の鼓笛隊、香澄小学校音楽部、第七中学校吹奏楽部の演奏や地元の子どもたちによるパフォーマンスがあった。
「初年度から、地元にあったスポーツ団体が手助けをしてくれた。今でも香澄地区市民スポーツ指導員の皆さんが協力してくれているのがありがたい」とも。
阿川さんは「来年は40回目の節目を迎える。今回の祭りが終わったら、また来年に向けて頑張っていきたい」と気持ちを新たにする。