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和太鼓衆「雷夢」が記念公演「明日へ向かって打て」 習志野で活動して20年

イベントで演奏を披露する「雷夢」

イベントで演奏を披露する「雷夢」

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 和太鼓衆「雷夢」が9月16日、活動20年目の記念公演「明日に向かって打て」を習志野市総合複合施設「プラッツ習志野」(習志野市大久保3)で行う。

仙台すずめ踊り

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 2004(平成16)年に活動を始めた同団体。「心に響く太鼓」を目指し稽古に励み、千葉県内のイベントや老人ホームなどを回り演奏を披露している。谷津コミュニティセンターや新習志野公民館など習志野市を中心に練習し、現在のメンバーは25人。5歳から60代後半まで幅広い世代が在籍。中には親子3代で活動しているメンバーもいるという。

 「雷夢」の名の由来について、代表の萩原洋子さんは「和太鼓というと雷のイメージがあるのと、夢のある名前にしたいというメンバーの思いから決まった。雷夢の前はドリームサンダースという名前で活動していたのを日本語に直し、雷の夢と書いてライムと名付けた」と話す。イメージカラーはライムにちなみ緑色。ステージ衣装のはんてんやTシャツにも緑を取り入れる。

 記念公演では秩父屋台はやしや三宅太鼓などの伝承曲やオリジナル曲を含め13曲を披露する。チケットに書かれた番号で参加できる抽選会やリズム遊びなど観客も楽しめるイベントも用意。萩原さんは「仙台から講師を招いて練習し、仙台すずめ踊りも披露する。タイトルの『明日に向かって打て』は震災後のチャリティーにも使ったもの。出身地の仙台のことも、さらに知ってもらうきっかけになれば」と話す。

 活動20年目を迎え、メンバーの滝本亮子さんは「誘われて始めたが楽しそうにやっている姿を見て自分もやってみようと思った。最初は大きな音を出せる練習場所を見つけるのが大変だった」と振り返る。メンバーの八木邦子さんも「最初はお金を出し合って太鼓を買っていた」と当時を懐かしむ。

 萩原さんは「振り返ってみるといろいろあったことを思い出すが、いい思い出ばかり。20年の集大成として今までの感謝の気持ちを込めながら演奏したい。歴代のメンバーや小さい子どもも一緒に演奏するので見守ってほしい」と呼びかける。

13時開場、13時30分開演。チケットは1,000円。

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