JA千葉みらい「しょいか～ご習志野店」（習志野市実籾本郷）店長の清野義矢さんが現在、旬の落花生「おおまさり」を替え歌にして、店舗やSNSでアピールしている。

店内には食育ソムリエ考案のレシピが並ぶ

　清野さんは4月に同店の店長に就き、「歌う店長」として現場に立つ。店内放送を通じて、入荷したばかりの野菜の生産者紹介、おいしい食べ方案内などを歌とDJで盛り上げる。清野さんは元バンドマンで、「暗いコロナ禍を少しでも明るくしたいと思い、SNSに動画を投稿し始めたのがきっかけ」と話す。

　現在はVaundy『怪獣の花唄』の替え歌で落花生「おおまさり」のおいしさを伝えている。さびの歌詞を「もっとゆでておおまさり　まだ食べたい　ホクホクで甘いよ　千葉の特産　ゆでておおまさり　まだ足りない　またつまんでしまうよ」とアレンジ。

　清野さんは「みつばちの日イベントではスピッツの『ハチミツ』を歌うなど、以前は、その日にちなんだ歌をそのまま歌っていた。でも替え歌にしたほうが楽しんでもらえて、より魅力が伝わるのではないかと思い、この形になった」と話す。

　「おおまさり」について、近隣の畑「ミモミファーム」の桜井孝則さんは「乾燥させない生の落花生なのであまり日持ちしないため、堀たてを食べられるのは地元だけ」と話す。「11月中旬まで出荷予定」とも。

　 メディアでの露出も増えた同店。清野さんは「今まで店を知らなかった人にも来てもらえて列ができるほどだった。今後は店で売っている野菜を使って自宅でもできる料理教室や親子向けの教室を増やし、若い世代にもっと来店してもらえるよう考えていきたい。」と意気込みを見せる。

　営業時間は9時30分～18時。水曜定休。