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京成津田沼駅前カフェ&バー「ペンネン・ネネム」、常連客に支えられ5周年

店主の相川宙士さんとマリコさん夫婦

店主の相川宙士さんとマリコさん夫婦

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 京成津田沼駅前にあるカフェ&バー「Pennen nenemU(ペンネン・ネネム)」(習志野市津田沼5)が6月24日で5周年を迎えた。

カウンター6席の店内

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 店主の相川宙士さんとマリコさん夫婦は、「いつか2人で店をやりたい」と考える中、近所にあまりカフェがないことに気づいた。出店場所を探す中、リニューアルしたセレクトショップ「MICHIYA」の敷地内にスペースを見つけ、「日常を忘れて気軽にくつろいでほしい」とビンテージ家具などを置く同店をオープンした。店名の「Pennen nenemU」は、宙士さんが好きな宮沢賢治の「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」からで、結婚前から決めていたものだという。

 「常連は近隣の年配の方が多いので、ゆったりとした雰囲気が流れている」とマリコさん。関わりのある千葉工業大学生も、「ゆったりとした雰囲気を家のように感じて気軽に遊びに来る」という。

 パキスタンから香辛料を取り寄せて作る「チキンカレー」(1,320円)がランチの定番メニュー。このカレーを、常連のパン職人が作るパンに挟んで食べる「ネネムドッグ」も人気。自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆店「じゃくう鳥」(千葉市中央区)の豆をひいたオリジナルブレンドのコーヒー(550円~)もカレーによく合うという。宙士さんの実家で取れた梅や、マリコさんの実家から送られてくるシークワーサーを使った期間限定のドリンクも用意する。

 2人は「コロナ禍も常連に支えられ、無事5周年を迎えることができた。そろそろコロナ前に行っていた地域の人たちが楽しめるイベントも再開したい。よりくつろいでもらえるようにあえて『変わらないこと』を大切にしていきたい」と笑顔で話す。

 営業時間は12時~24時(月曜・火曜は14時~、18時からはバータイム)。日曜定休。

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