1月20日に開催された「習志野市席書大会」で特別賞に選ばれた児童・生徒の表彰式が2月3日、習志野市役所で行われた。
表彰されたのは、市長賞・市議会議長賞・教育長賞・市PTA連絡協議会長賞・小中学校長会長賞(2人)、特別支援教育研究連盟理事長賞(2人)・文化連盟会長賞・学年賞(2人)に選ばれた計11人。
開始前は緊張する様子を見せた児童らも、表彰式で名前が呼ばれると大きな返事とともに立ち上がり賞状を受け取った。記念撮影ではカメラマンのかけ声で、受賞者に笑みがこぼれた。
祝辞を述べた宮本泰介習志野市長は「白と黒だけの世界で正確さやバランスを求められる書道は、字のうまさだけでは足りない。見た人が『何かいいな』と、いろいろな感覚で総合的に評価するのが書の世界だと思う。席書大会は一発勝負、二度と同じものは書けない。その中で素晴らしい作品を生んだことに自信を持ってほしい」と話した。
佐々木秀一市議会議長は「どの作品も甲乙付けがたいくらい素晴らしかった。書初を通し伝統文化に触れることは、日本の良さ、素晴らしさを知るいい機会。日頃から書道に慣れ親しみ、来年も挑戦してほしい」とエールを送った。
受賞作品は「小中学校書初展」として2月6日まで、市役所1階の展示コーナーで展示している。