空手クラブ拳剛会に所属する谷津小学校(習志野市谷津)4年の織戸日葵さん、第三中学校(袖ケ浦4)1年の小沼璃麻菜さんが全国大会出場を決め、2月1日、宮本泰介習志野市長を訪問した。
習志野市在住の小・中学生、空手選手空手全国大会出場を市長に報告
織戸さんは昨年11月11日・12日に開催された関東大会で第5位、小沼さんは同5日に開催された千葉県大会で3位の成績を収め、それぞれ全国大会出場を決めた。
織戸さんは「全国大会出場は3回目。1回戦、できれば2回戦を勝って、今回は賞状やメダルをもらって帰りたい。これからも頑張ります」、小沼さんは「全国大会という大舞台で練習の成果が出し切れるか不安はあるが、今までやってきたことを生かして千葉県と道場の代表としていい成績を残したい」と、それぞれ意気込んだ。
宮本市長は「1週間のほとんどを練習時間に費やしているということは、それだけ空手が好きなんだなと思う。好きなことを極め、基礎を大切に取り組んでいけば日本一、世界一にもなれると思うので、これからも精進してほしい」とエールを送った。小熊隆教育長は「全国大会出場は決して簡単なことではないので、2人には誇りに思ってほしい。緊張するだろうが、その緊張さえ楽しむくらいの意気込みで頑張ってほしい。勝って、また市役所に来てほしい」と声をかけた。
拳剛会の永井恭子さんは「ここ2、3年で全国で戦える人材が続々と出てきて、中学生としては今回が初めての全国大会出場選手。10年以上、市から県・全国を目指そうと指導法を変え、地道にやってきたことが、ようやく実を結んだ。指導者として今後も『選手ファースト』で、子どもだからと侮ることなく指導に励んでいきたい」と話す。
全国大会の日程は、織戸選手が出場する日本生命杯=2月16日~18日、小沼選手が出場するジュニアオリンピックカップ=3月29日~31日。