天野喜孝さん、天野弓彦さんの展示販売会「ファンタジーアート展」が3月28日~31日、モリシア津田沼(習志野市谷津1)オフィス棟多目的ホールで開催される。
天野喜孝さんは1952(昭和27)年静岡県静岡市生まれの画家、キャラクターデザイナー、装丁家。1967(昭和42)年アニメーション制作会社タツノコプロダクションに入社し、天野喜孝名義で「タイムボカン」などのアニメのキャラクターデザインを手がける。1982(昭和57)年に独立し、1987(昭和62)年よりロールプレーイングゲームのロゴ、イメージイラストを担当。2001年映画「陰陽師(おんみょうじ)」の衣装デザインを手がけた。優秀なSF作品・SF活動に贈られる「星雲賞」アート部門で第14~17回、第38回で受賞を含む多数のコンクールの受賞歴があり、個展は1989(平成元年)年の東京を皮切りに国内外で50回以上開いている。
天野弓彦さんは1978(昭和53)年神奈川県横浜市生まれの画家、イラストレーター。アニメ制作会社に入社後、2000(平成12)年からイラストレーターとして独立。音楽作品のデザインや本のキャラクターデザインなど手がけながら、ビルの壁画制作やクラブのライブペイントなどイベントにも参加。ファッションブランドとコラボしたり、FMからつ「天野弓彦ラジオ CARPE DIEM」のパーソナリティーを務めたりするなど多岐にわたり活動する。父は喜孝さん。
同展には1987(昭和62)年に描かれ2020年にリバイバル版として発表された「騎神来たりぬ」、3作品を合わせて一つの作品となる金びょうぶ「ワールドマップ」、桜の花と白い肌、揺れる髪の女性を描いた「桜雪」、光と闇の対比を抽象的なイメージで描いた「HOLY & DARKNESS」などの作品を展示する。
開館時間は11時~18時30分(28日=14時~、31日=18時まで)。入館無料。