習志野市市制施行70周年記念事業「習志野市子ども議会」が7月23日、習志野市議会議場で開催された。
同イベントは実際に市議会が行われる市議会議場で開催。市内の中学生が「子ども議員」として市議会議員に質問を行い、本番さながらの議会を体験した。「中学生が習志野の教育、文化、まちづくりに関心を持ち魅力に気づくこと」「問題の平和解決の場である議会を経験すること」「市民代表としての誇りと自覚を持つこと」がイベントの目的。
子ども議員による質問は「自身が30歳になったとき、どんな習志野であってほしいか」「子どもに向けてどんな取り組みをしてほしいか」という2つのテーマに分かれ、一人の生徒が複数の質問を投げかけ、市長をはじめ議題を専門に担当する議員が答弁を行った。
生徒たちは「放課後の教室利用を可能にしてほしい」「小児科の予約がなかなか取れないことがあるので、いつでも受診できる環境を整えてほしい」「自転車専用レーンを整備してほしい」「街灯が少なく夜道が危険なので、街灯を増やせないか」など、生活する中で感じた問題を取り上げ質問した。
質問に対し市議会議員は「委員会に持ち帰り検討する」などの答弁を行い、宮本泰介市長は「皆さんからのアイデアは、しっかりと市制に反映させたい」と話した。