コワーキングスペース「I-Office津田沼」(習志野市津田沼1)が取材・編集を手がける習志野経済新聞が9月10日、フリーペーパーの配布を本格的に始めた。
習志野経済新聞は2022年4月より、習志野市民に向けたローカルニュースを配信。ウェブ媒体での発信、SNSでの情報発信が中心だったが、6月に試験的に紙媒体を発行し、一部施設に配布・設置した。今後は3カ月に1度のペースで発行する。
6月に発行した号では、2024年上半期の閲覧数上位10記事の抜粋、9月発行号から「内容をブラッシュアップ」し、食欲の秋にちなんで「習志野グルメ特集」を掲載。これまで同媒体で掲載してきた店舗からピックアップした飲食店やメニューを紹介している。
ウェブ媒体での情報発信同様、習志野在住の人や訪れた人への習志野の魅力を発信し、「習志野での暮らしをもっと楽しくする」「読めば習志野をもっと好きになる」ようなフリーペーパーを目指し、市内各所で手に取られることで「より多くの人々に情報を届けること」を目的に配布するという。
副編集長の石村明日香さんは「どんな内容やデザインのものが、より面白いと思ってもらえるのか、楽しんで読んでもらえるのかを編集部で試行錯誤して制作に取り組んでいる。駅の近くの施設や店、津田沼駅にも設置しているので、見かけた際には手に取ってもらえたら」と話す。
設置場所はJR津田沼駅のみどりの窓口のほか、複合施設プラッツ習志野(本大久保)内のフューチャーセンター、セブン-イレブン津田沼北口店、実籾店、TSUTAYA津田沼店、習志野商店会連合会、習志野商工会議所のほか、市内のカフェなど。