秋津小学校(習志野市秋津3)のグラウンドで10月19日・20日の2日間、「秋津まつり」が行われた。44回目となる今年のテーマ「はじける秋津っ子のえがお」。
1日目の開会式では宮本泰介習志野市長や市議会議員が参加し、実行委員らとともに鏡開きが行われた。実行委員長の山本健司さんは「楽しみにしていた人も多い秋津まつりは今年で44回目。歴史と伝統がある祭りを楽しんでほしい」とステージ上であいさつ。宮本市長も「今回ステージトラックを使うなど、常に先進的なことも取り入れながら、愛情あるまちづくりをしてきたのが秋津地区。秋津の団結を実感する秋津まつりを楽しみましょう」と呼びかけた。
各町会や千葉工業大学、近隣の企業や福祉施設など住民たちの手作りで運営する屋台では、開会から2時間ほどで早々に売り切れてしまったところも。「こんなに人がいるのは久しぶり」と驚きの声も聞かれた。7年ぶりに復活した秋津第2団地の「おでん」屋台には、自宅から鍋や保存容器を持参する人も含め長い行列ができた。
昨年は小学校の体育館ステージが使われたが、今年は例年通りのグラウンドを使った祭りが復活。ステージトラックを使った野外ステージでは、両日行われた抽選会の他に、1日目にはバンド演奏や市内で活動するダンスサークル「DISCO World AFLO★」、秋津出身のアーティストでラッパーのFamiliaさんがステージを彩った。2日目は津田沼高校吹奏楽部と第七中学校吹奏楽部による演奏や小学生の一芸大会などが行われた。