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オービックシーガルズが地元習志野で白星発進 ルーキー長尾選手の活躍も

GAME MVP RB21番・長尾涼平選手(撮影=相川晋一郎)

GAME MVP RB21番・長尾涼平選手(撮影=相川晋一郎)

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 アメリカンフットボールのXリーグの2025年秋季シーズンが開幕し、習志野市を拠点とするオービックシーガルズが8月30日、初戦を迎えた。

初得点を決める新人QBピアース・ホリー選手(背番号3)

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 会場となった第一カッターフィールド(習志野市秋津3)に多くのファンが詰めかけ、地元開幕を華やかに彩った。対戦相手はオール三菱ライオンズ。試合は序盤からオービックシーガルズの攻撃力が爆発し、第1クオーターから着実に得点を重ね、最終スコアは 51-0 と完封勝利を収めた。ディフェンス陣も一度も得点を許さない盤石の内容で、シーズンの好スタートを切った。

 開幕戦で注目を集めたのは、ルーキーのランニングバック(RB)21番・長尾涼平選手。第2クオーターでは63ヤードを駆け抜けるランプレーでタッチダウン(TD)を奪い、会場のファンを沸かせた。この試合で計3TDを奪う活躍を見せた長尾選手はゲームMVPを獲得。レギュラーシーズンの開幕戦で鮮烈なデビューを飾った。スタンドからは「新人らしからぬ落ち着き」「これからの試合が楽しみ」などの声も聞かれた。

 今季は史上初のホームとなる同会場での開幕3連戦。ハーフタイムショーでは地元の子どもたちによるパフォーマンスも行われる。9月15日の第2節(東京ガスクリエーターズ戦)には習志野市立第二中学校吹奏楽部が、同28日の第3節(IBM戦)には習志野高校吹奏楽部が、それぞれ出演しパフォーマンスを披露する予定。

 シーズンは、同会場での3連戦を皮切りに10月以降の富士フイルム戦やエレコム神戸戦、11月のノジマ相模原戦と続き、勝ち上がれば11月下旬からはライスボウルトーナメントに突入する。

 同チームでは、年明け1月3日に東京ドームで行われる日本一決定戦「ライスボウル」での優勝を最終目標に据える。

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