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得する街のゼミナール「ナラシドまちゼミ」、来年2月開催へ 出店者募集

前回のまちゼミ出店者でのキックオフミーティングの様子

前回のまちゼミ出店者でのキックオフミーティングの様子

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 習志野市内でセミナーやワークショップを受講できる「ナラシドまちゼミ」が2026年2月から開催されることが決まった。

前回のまちゼミの様子

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 「まちゼミ」は、店主らが講師となり、専門的な知識や情報、コツ、趣味の楽しみなどを伝えるイベントで、愛知県岡崎市で初めて行われた。2021年には「全国一斉まちゼミ」が開催されるなど、街全体の活性化を図る活動として知られる。イベント中の販売や勧誘は禁止で、受講無料(材料費あり)が特徴。

 今回で5回目「ナラシドまちゼミ」の講師として参加できるのは、地域の商店会、商工会議所、商工会連合会などに所属または所属予定の事業主。自店の専門知識や技術を講座として提供することで、新たな顧客との出会いや地域コミュニティーへの貢献が期待できる。

 出店を検討する事業者向けの無料説明会も10月4日・6日の18時から2日間、サンロード津田沼6階の大会議室で開く。説明会では、まちゼミの活用法や過去の事例、出店のメリットを詳しく紹介し、「初めて参加する事業者にも分かりやすく案内する」という。

 昨年は、39講座に対して延べ250人以上が受講し、98.4%の受講者が受講後のアンケートで「大変満足」「満足」と回答したという。ホームページやSNSの活用、まちゼミタウンの開催(通りすがりの人の参加や回遊受講)もあったことから、全体として受講者数は前年の2倍以上に増えた。

 実行委員長の石田紀子さんは「昨年はSNSの活用や新しい企画の導入など、進化したナラシドまちゼミの形を作れたと思う。2026年も引き続きSNSを積極的に活用し、スタンプラリーなどのイベント性も取り入れ、事業者にとっても住民にとっても、『参加して良かった』と思える事業にしたい。参加する全ての皆さまで育んでいける事業に拡大していけたら」と話す。

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