ゆうろーど大久保商店街(習志野市大久保1)で11月9日、「仮装まつり」が雨天のため予定より縮小して開かれた。主催は大久保商店街協同組合。
毎年同商店街で行われる「仮装」がテーマの秋祭り。仮装した子どもや参加者によるコンテストとダンス企画は雨天で中止になったが、参加者や店のスタッフが自主的に仮装をして通りに繰り出し、記念撮影に応じたり、仮装者同士で撮影したりして祭りを楽しんだ。商店街の「お休み処」では、ハロウィーン用の撮影フレームを用意。仮装した子どもや参加者がフレーム内で撮影して楽しんでいた。
通りでは、商店街の「おれん家」の焼きそばや「麺屋時茂 京成大久保店」のちゃんこ汁、ねぎチャーシューをはじめ、フライドポテト、チキンステーキ、ラムネ、ビール、レモンサワーなどの飲食を販売。金魚すくいの屋台やキッチンカーの「いいこと」のジェラートによる露店も出店した。京成大久保駅から習志野スポーツまでのエリアの店では、仮装してきた子どもにお菓子をプレゼントする「仮装おかしラリー」も行った。習雲山瑠璃光院(しゅううんざんるりこういん)薬師寺の駐車場では、DJ CHIHIROさんが「鮹(たこ)八」のキッチンカーをDJブースにして商店街に音楽を届け、参加者は口ずさんだり、踊ったりしていた。
同イベントの運営を担ったオオクボベース代表で「鮹八」店主の銭谷雅央さんは「コンテストは当日の参加希望者を含めれば50組以上いたので、雨天でコンテストが中止になったのは残念。ただ、通りで自主的に仮装している人も多くいて、屋台も含めて楽しんでくれているのは良かった。来年はしっかり準備して今年の分も盛り上げたい」と意気込みを見せる。