ビールとコーヒーとウイスキーを飲み比べるイベント「三醸(さんじょう)祭り」が1月10日、無人喫茶「エコトーン」(習志野市谷津5)で開催される。
同店で自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供している店主の大山圭介さんがコーヒーを用意し、ビールは、「ならしのクラフトビール むぎのいえ」店主の今井貴大さんが用意する。同店はビールを海外のコンテストで受賞経験もある。ウイスキーはSNSでウイスキーの情報を発信しているモルトテツローさんが用意する。
ビール・コーヒー・ウイスキーのほか、ホットビール、ビールの味に合うウイスキー、エコトーンのコーヒー豆を使ったアイリッシュコーヒーのアルコールなども販売する。自家製クラフトコーラなどのソフトドリンク、牛すじ煮込み、自家焙煎カカオのチョコレート、駄菓子などのフードも用意する。
今井さんは「このイベントに参加できてうれしい。当日は受賞歴もある自社醸造ビール、アメリカンアンバーエール(アメリカでポピュラーなクラフトビール)の「こぐれ」を含む複数種類を提供する予定」と話す。
大山さんは「先日、テツローさんとコーヒーを飲みながらウイスキーを飲む機会があった。コーヒーとピート(植物が長い年月をかけて堆積・炭化してできた泥炭のこと。ウイスキーでは麦芽乾燥時の燃料として使われ、スモーキーで薬品的な独特の香りを生む)が強いウイスキーを飲むと、ウイスキーのピートが消えて、普段なら気づかない香りや味を見つけることができ、テツローさんと『不思議だね』と驚き合った」と話す。
「醸造酒と蒸留酒のマリアージュを楽しみながら、コーヒーを加えて摩訶(まか)不思議な味覚の世界を旅してみては?みんなと新年を楽しく笑顔で『チルスタート』できたら」と来場を呼びかける。
開催時間は15時~21時。