京成電鉄とイオンリテールは新津田沼駅前に3月18日、「イオンモール津田沼South(サウス)」をグランドオープンする。
旧イトーヨーカドー跡の津田沼12番街ビルを刷新し、地域ニーズの高い映画館やレストランなど約50の専門店により地下1階~地上8階で構成する。「体験と発信の場」をコンセプトに掲げ、10~20代を中心とした「情報感度の高い層」に支持される施設を目指すという。
開業に合わせ、隣接する既存の「イオンモール津田沼」は「イオンモール津田沼North(ノース)」に改称する。専門性とエンターテインメント性で「特別な時間と上質な楽しみ」を提供する体験型の「South」と、食品・衣料・暮らしを軸に子育てファミリーまで支える生活密着型の「North」の2館で役割分担を明確にする。
駅直結の「South」2階にはビューティーゾーンを展開。「ビューティーに特化した『Sokko beauty(ソッコービューティー)』を設ける」とし、テスターだけでなく美容家電も体験できる売り場づくりを進める。世界のブランドコスメを扱うセレクトショップ「コスメーム」なども並ぶ。
3階~5階はファッション・生活雑貨を中心とした売場構成とし、「推し活」視点を意識した仕掛けも導入。人気キャラクターの限定商品を扱うアミューズメント「GiGO」や、推し活アイテムのポップアップストアを展開することで「推し活没入フロア」を演出する。イオンモール津田沼Southの三浦伸緒店長は「全館として駅前で、試して、体験して、実感する体験価値で、思わず立ち寄りたくなる動線を狙う」と話す。
6階は飲食フロア「ROKUバル津田沼」は13店舗で構成し、県内初出店のすし店「佐渡弁慶」や「ソバキチ」も。13店舗中8店舗がイオンリテール初展開となり、「友人同士やママ友と食事を楽しめる居心地の良いフードフロアを展開」する。
特に、佐渡を中心とした新潟の食文化を背景に、「本格すしと和食を気軽に楽しめる」大型すし店「佐渡弁慶」は、97席の店内に、「職人の技を間近で見られる」カウンター席のほか、個室やファミリー向けボックス席、団体対応のテーブル席も備える。日本酒やワインが「充実した」バーカウンターも設け、普段使いから特別な日の席まで幅広い利用を想定する。
このほか、「八十郎商店」(バル)、「大衆酒場 有頂天」(居酒屋)、「魚がイチバン」(海鮮系)、「焼肉 赤門」(焼肉)、「万豚記(ワンツーチー)」(中華)、「月島もんじゃ てっぱん」(もんじゃ)、「東京麻辣湯」(麻辣湯)、「ニュー大金星」(食堂&酒場)、「とんかつ神楽坂さくら」(とんかつ)などで、「多彩で飲める駅前を形づくる」という。
7階には今夏、シネマコンプレックス「イオンシネマ」がオープン予定。8階には音楽ライブや講演などに対応するイベント会場を整備する。モール内の専門店や地域・行政と連携した催しも視野に入れ、地域密着の文化活動の場を目指す。
日常の買い物面では、「出来たて・切りたて・旬」をキーワードにした食品エリアを地下1階と1階で展開。店内製造スイーツや切り分けタイプの四角いピザなどの購入した商品を、すぐに食べられるイートインコーナーも設ける。肉売り場は「MEAT PARK」を関東で初めて展開。銘柄和牛や千葉県産豚肉などを豊富にそろえ、専門スタッフが「おいしい調理方法」も提案するという。
三浦店長は「1年かけて地元の皆さまの声を集めてきた。今回はその声を集約したモールとなる。建物の外観も従来と比べ新しいので従業員も新鮮な気持ちでお客さまをお迎えする。来館した皆さまがわくわくするような店にしていきたい」話し、Northの岡澤譲治店長は「Southとの差別化を図りながら2店の連携で地元のお客さまに愛される既存店最強のイオンモールを目指す」と意気込む。
建物の外観は、フランスの「マルエルブ社」が担当。「居心地の良さを感じさせる」グリーンを基調としたカラーが特徴。「津田沼の街並みに調和しながら新鮮な印象を演出している」という。
営業時間は、食品・ビューティー=8時~24時、物販・サービス=10時~21時、6階フードフロア=11時~23時(売り場により異なる)。駐車場は536台。