習志野市内の私立幼稚園・保育園が郵便局とコラボして行う「お手紙体験企画イベント」が2月から3月にかけて行われ、3月13日~27日の間、保護者宛ての手紙がポストに投函された。
日本郵便のオリジナルキャラクター「ぽすくま」と「ぽすみるく」ととともにダンスを踊る青葉幼稚園・保育園の園児たち
習志野屋敷郵便局が主催する同イベントは、卒園を控えた園児たちが、保護者への感謝の気持ちをはがきに書き、卒園式の当日または前日にサプライズで届ける取り組み。「手紙を書く体験を通して、相手を思い気持ちを伝える楽しさを学んでもらう」のが目的。近年はSNSなどの普及により手紙離れが進んでいることから、子どもたちが手紙ならではの良さを学ぶ機会をつくるとともに、「『わが子からの感謝の手紙』を受け取る保護者にも、手書きの手紙ならではの温かみを体験してもらう」ことも狙いとしている。
市内の私立幼稚園・保育園10園で実施しており、8園目となった青葉幼稚園・保育園(習志野市津田沼3)では3月12日に同イベントが行われた。
当日、郵便が配達される仕組みを紹介する紙芝居を行い、園児たちは郵便の仕事について興味深そうに耳を傾けた。紙芝居の後には郵便に関するクイズも出題し、園児たちが元気よく答える姿が見られた。会場には日本郵便のオリジナルキャラクター「ぽすくま」と「ぽすみるく」が登場。園児たちはキャラクターと一緒にダンスを踊ったり、直接触れ合ったりするなどして交流を楽しんだ。
その後、本物の郵便ポストを使った投函体験を実施。園児たちはあらかじめ自分たちで書いていた、保護者への感謝の言葉や似顔絵などが描かれたはがきをポストに投函し、郵便が届くまでの流れを体験。郵便局の集配担当者が実際の業務と同様にポストからはがきを回収する様子も披露し、園児たちは興味深そうに見守っていた。
同園の藤本志磨理事長は「普段はなかなか、お父さん・お母さんに『ありがとう』と伝える機会は少ないもの。今回のイベントは、子どもたちが、これまでの感謝の気持ちを文字にして伝える良いきっかけになると思う。最近ははがきを書く機会も減っているが、手書きで気持ちを伝えることには温かみがある。そうした体験を通して、子どもたちが感謝の気持ちを伝えられたらうれしい」と話す。
同局の中島佳成局長は「子どもたちに手紙に触れてもらう機会をつくりたいというのが企画の趣旨。卒園という節目に園児が保護者へ手紙を書くことで、親子双方が手紙の良さを感じるきっかけになれば。手紙が届き、喜ぶ保護者の姿を見ることも、子どもたちにとってうれしい体験になるはず。きっと大切な思い出として残してもらえると思う」と期待を込める。