ゆうろーど大久保商店街（習志野市大久保1）で8月25日、「学園おおくぼ商店街夏まつり」が開催され、多くの人でにぎわいを見せた。

屋台でたこ焼きを焼く「タコヤキハナチャン」店主の花沢さん

　焼きそば、綿あめ、トウモロコシ、焼き鳥、かき氷、習志野ソーセージの販売やダーツ、くじ引き、型抜き、金魚すくいなどの屋台やキッチンカーが並んだほか、「MNSケバブ」のケバブや「中国料理　桂花」の北京のおやき「シンピン」など商店街からも多くの店が出店し祭りを盛り上げた。中でも、7月に谷津への移転が決まった「タコヤキハナチャン」が屋台を出店し、同店のたこ焼きを食べようと長蛇の列ができた。

　イベントスペースでは、キッズダンスや第二中学校吹奏楽部による演奏、地元アメフトチーム「オービックシーガルズ」のシーチアによるチアダンスパフォーマンスが披露された。昨年まで郡上踊りだった盆踊りは今年から炭坑節やドラえもん音頭のほか、今年はご当地ソング「ならしのいんせきのうた」とコラボした盆踊りに変更。習志野市出身て沖縄民謡歌手の田所ヨシユキさんがご当地ソングを歌う中、踊り子や祭りの参加者、パフォーマンスを終えたシーチアも盆踊りに参加し、みんなで踊りながら楽しんだ。

　写真館「日々是好日（ひびこれこうじつ）」（本大久保3）が祭りに合わせて、「大久保園」（大久保1）隣の空きスペースで子ども撮影会を実施。店主の松浦駿平さんは「この撮影会は、うちが商店街に加入していることもあり、大久保園の店主・柏木さんから『この場所を使っていいよ』と提供してもらい実現した。たまたま通りかかった方のほか、普段から当店を利用してくださる方も多くいた」と振り返る。

　すし店「酒 肴（さかな） すし 旬菜 わさび」（大久保3）は祭りに合わせ、普段は営業していない時間に刺し身3種、小鉢、ドリンク1杯から成る「お祭り限定メニュー」（1,000円）を提供。酒を飲みながら一休みする人たちでカウンターはにぎわった。店主の作本心さんは「せっかくのお祭り、地域の皆さんに楽しんでもらおうと、このメニューを作ってみた。皆さんに来ていただいてうれしい」と話す。