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新習志野駅前広場で「夏祭り」 千葉工大生のよさこい新曲披露も

新曲「奏向」を披露する千葉工業大学のよさこいソーラン風神部

新曲「奏向」を披露する千葉工業大学のよさこいソーラン風神部

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 「新習志野駅前夏祭り」が9月7日・8日、JR新習志野駅前広場で開催された。主催は新習志野駅前商店会。

サニックスブースで廃プラスチック体験する親子

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 焼きそばや焼き鳥、習志野ソーセージ、もつ煮込み、かき氷、ラムネ、ビールの屋台やキッチンカーが出店したほか、くじ引きや人形すくい、スーパーボールすくいのゲームの出店もあった。

 自衛隊千葉地方協力本部船橋出張所のブースではブルーインパルスのVR体験会のほか、軽装甲機動車の前では子どもたちとの撮影会が行われた。

 CHALK’S(チョークス)による路上チョークアートも開催。習志野市のマスコットキャラクター「ナラシド」の絵など、来場者は思い思い好きな絵を描いていた。

 特設ステージで千葉工業大学のよさこいソーラン風神部が新曲「奏向(かなた)」を披露。大人数での演武のパフォーマンスで会場を盛り上げた。同部代表で3年の飯倉菜那さんは「新曲を作るに当たり、『私たち19代目らしさとは何だろう』と考えたが、なかなか出なくて、昨年の夏いっぱい考えていた。その中でできたテーマが『音』。音楽は1つの音だけではできないもの。だからそれをみんなの踊りに例えて、一人一人の音も踊りが合わさることによって一つのものを作り出せる。この曲ができるまでは苦しかったが、披露して、たくさんの方に見ていただいて部員の笑顔も見ることができ、苦労も全部吹き飛ぶぐらい頑張ってきて良かった」と演武を振り返る。

 新曲の振り付けを担当した同部3年の松田健太さんは「みんなに意見を取り入れた作った振り付け。煮詰まった時は過去の先輩の良いところを取り入れてみたり、そこからインスピレーションを膨らませたりした」とも。

 他にもステージでは、津田沼高校吹奏楽部による「学園天国」「ディズニーメドレー」の演奏、アメフトチーム「オービックシーガルズ」のシーチアのパフォーマンス、新習志野に会社がある「東洋エンジニアリング」の社内軽音部などが披露。「風を集めて」「ばらの花」「ロックンロールウィドウ」「青空」などの曲を演奏した。

 「サニックス」は自転車のプラスチック粉砕や再利用したできたメダルを通して廃プラスチック再利用を体験できる親子向けのブースを出展。サニックス環境資源開発事業本部プラスチック事業部システムサポート鶴原新子さんは「廃プラスチックでも、ただ破棄するのではなく、再生して別のものに生まれ変わる取り組みに取り組んでいることを広く伝えていきたい」と話す。

 運営には千葉工業大学からボランティアも参加し、祭りに来た人にドリンクを振る舞うなどした。ボランティアに参加した学生は「大学で募集していたのを見つけ、習志野に引っ越してきたので、せっかくなら祭りに参加してみたいと思い参加した。みんな優しくて良い人ばかり。こんな大きい祭りはと思っていなかったが、すごくにぎやかで楽しい」と話していた。

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