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習志野市消防出初め式で51人表彰 消防訓練演技や親子で防火服着装体験も

功労章を授与される習志野市消防団本部 本部員 小笠原大介さん

功労章を授与される習志野市消防団本部 本部員 小笠原大介さん

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 習志野市消防出初め式が1月12日、同市役所駐車場と消防訓練センターで開催された。

防火服着装体験をする松岡さん親子

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 式典では、消防関係者を中心とした表彰式を行った。千葉県知事表彰11人、千葉県防災危機管理部長表彰5人、千葉県消防協会長表彰5人、千葉県消防協会千葉支部長表彰12人、習志野市長表彰・感謝状贈呈10人、習志野市消防団長表彰・感謝状贈呈8人、計51人を表彰。

 千葉県知事表彰・功労章を受章した同市消防団本部の小笠原大介さんは「知人に誘われて28歳で入団し19年がたった。消防団は一人ではできないので、今後も地域・大切な人を守っていくためにも活動を知ってもらい、次世代にバトンをつないでいきたい」と話す。

 当日は式典のほか、消防車の車両行進に加え、制服や隊服姿の消防職団員が旗を持ち、規則にのっとって歩く分列行進も行った。行進終了後、総指揮を務めた元橋典彦副団長は「緊張したが、無事に役割を全うできて今はほっとしている。今後も、自身の仕事を持ちながらでも、『自分たちの街は自分で守る』という思いで市民の安全・安心を守っていきたい」と話す。

 会場内では、子どもの防火服着装体験、はしご車乗車体験、新しいデザインの救急車・消防車両の展示なども実施。雑居ビルからの出火で、建物内に多数の要救助者が発生しているという想定での消防訓練演技も行った。

 親子で防火服着用体験に参加した市内在住の松岡景子さんは「自宅近くに秋津出張所があり、子どもが消防車両が好きなので、よく見学させてもらっている。防火服を初めて着装したが、思ったより重くて温かい。着る機会はめったにないので、良い記念になった」と話していた。

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