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習志野・大久保で写真展「さよなら新京成」 新京成電鉄終了で

「さよなら新京成 新京成思い出写真展」の様子

「さよなら新京成 新京成思い出写真展」の様子

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 展示企画「さよなら新京成 新京成思い出写真展」が現在、市民プラザ大久保(習志野市大久保4)の展示スペースの一角で開催されている。主催は習志野の歴史を語る会。

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 新京成電鉄が3月末で終了することを受けて、同会に「イトーヨーカドー津田沼が閉店した時のような展示会を新京成でもやってほしい」と問い合わせが多かったことから、急きょ、現在開催中の「木綿で繋(つな)ぐ近代商業文化」と同時開催することになった。船橋市郷土資料館(船橋市薬円台)から昔の新京成の写真の提供があり、展示が決まった。

 新京成電鉄は、旧陸軍鉄道連隊の演習軌道の払い下げを受けた京成電鉄が1946(昭和21)年に津田沼~松戸間の事業認可を取得し、子会社として新京成電鉄を設立し、翌1947(昭和22)年に営業を始めた。当初は津田沼~薬円台間で開業し、後に松戸方面へ延伸。1955(昭和30)年、現在とほぼ同じ路線の松戸~津田沼間を運行するようになった。現在、松戸~京成津田沼間の26.5キロの路線で営業しているが、4月1日に京成電鉄と新京成電鉄の合併が決まっており、新京成線は京成電鉄「松戸線」となり、新京成電鉄は78年の歴史に幕を下ろす。

 同展示会について、同会スタッフのひぐち誠さんは「船橋市郷土資料館から以外にもスタッフからの資料提供もあるが、スペースの関係で24枚しか展示できていない。残りの写真は『木綿で繋(つな)ぐ近代商業文化』の展示が3月で終わり次第、追加で展示するので見に来てほしい」と来場を呼びかける。

 開館時間は9時~21時。第2・第4火曜休館。入館無料。4月30日まで。

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