
津田沼のカフェ「ブラウンサウンドコーヒー」(習志野市津田沼2)で4月22日、習志野市を中心に活動する絵画教室「NICO ART CLASS」の作品展が始まった。
同教室のコンセプトについて、主宰の村山智子さんは「子どもたちの感性と可能性を大切に、四季の美しさを感じながら、ものづくりを楽しめるクラスを開講している。さまざまな画材に触れて、表現方法や色彩感覚を養うと同時に、仲間と作る喜びを分かち合ったり、作品を通して共感する・感銘を受けるなど豊かな心を育んだりすることを目標にして活動している」と話す。
村山さんが「温かくて、温かくなれる空間、いろいろな方が集まる場に、みんなのアートが溶け込むような発表をしたい」と考えていたところ、ブラウンサウンドコーヒーでの開催を思い立ち、店主の息才鳩美さんに相談したところ、「楽しそう。ウエルカム」と開催が決まったという。
開催に先立ち、生徒の子どもたちが「BROWN SOUND COFFEE」の文字をモチーフにした絵画を制作。BROWNの「O」の字は息才鳩美さんを、SOUNDの「O」の字は同店男性スタッフのあっきーさん、COFFEEの「O」の字は女性スタッフの丸山真実さんを、それぞれイメージしたという。29日・30日には移動型生花店「florist flyers」も出店する。
息才さんは「描いてくれた絵の色や配列など、大人じゃ思いつかないセンスでとてもすてき。当日は、紙でできた一輪挿しのワークショップも予定する。ミッキーさん(florist flyers店主)の花を挿してもいいと思う。コーヒー以外にもイチゴのラッシーや子どもが飲めるドリンクもたくさんあるので、遊びに来てもらえれば」と話す。
村山さんは「今回の作品展のテーマは『BROWNSOUND』。小さなアーティストたちが、制作する風景、筆跡一つ一つがまさに温かな音だった。おいしいコーヒーを飲みながら作品鑑賞してもらい、温かな気持ちになってもらえたら」と来店を呼びかける。
開催時間は11時~17時(土曜・日曜は8時~)。月曜・木曜定休。今月30日まで。