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習志野・実籾の台湾料理店「太郎飯店」が1周年 月1回モーニング営業も

太郎飯店の白井さん夫婦

太郎飯店の白井さん夫婦

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 台湾料理レストラン「太郎飯店」(習志野市実籾2)が5月3日で1周年を迎えた。

台湾式エビのマヨネーズあえ

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 実籾で台湾点心料理のテイクアウト専門店「太郎厨房」を営んでいた店主の白井良太郎さんが、台湾料理専門のレストランとして開いた同店。完全予約制で、料理は全てコースで提供している。

 店のコンセプトは「食を通して感動を」。台湾料理をベースに日本人に合うように白井さんが独自のアレンジを加えている。

 店の周りは竹林に囲まれており、元々この場所にあった建物を改装し開いたという。白井さんは「住宅街の一角にあるこの店に来てもらい、竹林が見える空間で独創的な料理を楽しんでほしい。そう思い、この場所での出店を決めた」と話す。改装時、内装のデザインや店内の家具は夫婦で決めたという。

 ランチはショートコース、ランチコース、ランチおまかせコースの3種類。ショートコースの主菜は、マーボー豆腐や五目あんかけ焼きそばなどを週替わりで提供する。ディナーは太郎飯店コース、おまかせコース(松・竹・梅)、火鍋コースの3種類。太郎飯店コースには白井さん「お薦め」の「台湾式エビのマヨネーズあえ」が含まれている。おまかせコースはその日の仕入れ状況により白井さんがメニューを考案。毎月第1日曜のみ営業するモーニングでは、自家製豆乳や揚げパンなどを提供している。

 白井さんは千葉市の中華料理店に3年ほど勤めた後、台湾へ語学留学。その際、料理の香りを大事にし中華料理とは異なるあっさりとした味付けをする台湾料理に興味を持ち、修業を決意。台北にあるミシュラン1つ星の料理店に3年間勤めたという。

 1周年について、白井さんは「一時は開店できるかどうかが危ぶまれ、大変な時期もあった。そうした中で無事開店し1周年を迎えることができたのは、いろいろな人たちが支えてくれたからこそ。これから人気店にすることで恩返しと感謝を伝えたい」と意欲を見せる。

 「他県から来るお客さまもいる。わざわざ足を運んでくれるお客さまに精いっぱい、料理を作り、喜んでもらうことが何よりうれしい。日々を大事にし、その積み重ねで2年、3年、さらにその先も長く続けていき、いずれは地域の人たちに『実籾といえば太郎飯店』と思ってもらえるような店になれれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は、水~土曜=11時30分~14時、17時30分~22時、日曜=8時~9時30分(第1日曜のみ)、11時30分~14時。日曜夜と月曜・火曜定休。

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