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巨人軍発祥の地に長嶋茂雄さんをしのぶ追悼記帳台

巨人軍発祥の地のモニュメント。アジサイもそろそろ見頃

巨人軍発祥の地のモニュメント。アジサイもそろそろ見頃

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 谷津バラ園(習志野市谷津3)前の「巨人軍発祥の地」に現在、読売ジャイアンツ(巨人軍)の終身名誉監督・長嶋茂雄さんを追悼する記帳台が設置されている。

長嶋茂雄さんの手形

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 6月3日、長嶋茂雄さんが逝去した報に接し、ゆかりの地である谷津バラ園入り口付近の同所に設置された追悼記帳台。来園者が自由に長嶋さんへの哀悼の意を記せるようにと、市の配慮により設けられたもの。傍らには「献花や供物等は受け取れません」と案内を掲げ、静かな祈りの場として整えている。

 「巨人軍発祥の地」には長嶋さんをはじめとする歴代監督たちの手形がモニュメントとして刻まれており、プロ野球ファンの間で「聖地」として知られる。長嶋さんの手形のタイルには躍動感あるサインとともに、右手の大きな手形がしっかりと残されており、多くの人が足を止め、静かに手を合わせている。

 隣接する「谷津バラ園」では、ちょうど満開を迎えた赤や黄、白など色とりどりのバラが来園者の目を楽しませている。園内には露店も並び、期間限定の「バラのアイスクリーム」を手にした家族連れやカップルが園内を歩く様子が見られる。

 来園者は「花と歴史が交差するこの地で、長嶋さんの偉業をしのびながら、自然の美しさに触れるひとときを過ごせることがとてもありがたい」と話していた。

 記帳台終了の時期は未定。

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