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谷津バラ園、遅咲きの2番花が見頃 バラのアイスクリームも人気

谷津バラ園の様子(6月4日撮影)

谷津バラ園の様子(6月4日撮影)

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 谷津バラ園(習志野市谷津3)にある約7500株のバラが5月の最盛期を過ぎ、現在は2番花と呼ばれる遅咲きのバラが見頃を迎えている。

指定管理者の豊村貫太郎さん

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 同園は1957(昭和32)年に開園。当初は谷津遊園の一施設だったが、閉園に伴い一時閉鎖されるも1988(昭和63)年、習志野市の都市公園として再開。園内にスロープを設け、車いすによるバラ鑑賞もできる。バラ園に隣接して「読売巨人軍発祥の地」の記念碑も設置されており、千葉県出身の長嶋茂雄さんを筆頭に多くの歴代巨人軍のスター選手の手形、サインのプレートもある。

 園内には約500種のバラがあり、中でも「ローズ・50 ならしの」は同園でしか見られないという。

 管理を担当する豊村貫太郎さんは、「バラについては2番花の見頃は今週いっぱいくらい。秋の見頃である10月中旬~11月上旬に向けて愛情を込めて管理していくので楽しみにしていてほしい」と話す。

 現在、「バラのアイスクリーム」(260円)も提供している。谷津バラ同園設計者でバラの品種改良の第一人者、故鈴木省三さんがテイスターとなって開発したもので、搾りたてのミルクとバラの実(ローズヒップ)とバラの花びら(ローズペタル)を併せて作った。1日で最大2000本を販売したこともあり、習志野市のふるさと産品にも認定されている。

 現在の開園時間は8時~18時。入園料は高校生以上550円ほか。

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