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パールボウルでオービックシーガルズが6連覇達成 雨中の激闘制す

試合後 メンバー全員と雨の中、残ってくれたファンと

試合後 メンバー全員と雨の中、残ってくれたファンと

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 アメリカンフットボール春季日本一を決める「2025パールボウルトーナメント」決勝が6月13日に行われ、習志野市を本拠地とするオービックシーガルズがノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)との接戦を34-28で制し、大会6連覇を達成した。

有馬隼人さんと姫子さん

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 富士通スタジアム川崎で行われた決勝。アウェー戦となったオービックシーガルズだが、序盤からリードを奪い第1クオーターを10-0で制すると、第2クオーターにはライズに反撃を許すも14-13で前半を折り返す。第3クオーターはライズに逆転を許しながらも、第4クオーターに再び粘りを見せ、勝負どころで確実に得点を重ねて最終スコア34-28で勝利をつかんだ。

 この試合のMVPには、雨の中でも鋭いルート取りとキャッチ力でチームに大きく貢献したワイドレシーバー渡邊ジャマール選手が2大会連続で選ばれた。会場には雨の中、多くのファンが習志野市から駆けつけ、ぬれたスタンドからも声援が途切れることはなかった。

 ハーフタイムには、BAYFMでパーソナリティーを務める元TBSアナウンサーの有馬隼人さんと、モデルでタレントの姫子さんがゲストとして登場。スタジアムを訪れた観客に向けてアメフトの魅力を語り、会場に和やかなムードをもたらした。

 有馬さんは「このように、どちらが勝つか最後まで分からないドキドキ感があれば、日本のアメリカンフットボールの魅力はもっと増すはず」と期待を寄せる。

 試合後、チームは「来場いただいた皆さま、雨の中での熱い応援をありがとうございました。秋季シーズンに向けて一度オフを取り、再び準備を進めていきます」とコメント。

 習志野市から応援に駆けつけた織戸さんは「新人選手が活躍しチームが一つになって勝ち取った日本一。秋に向けてさらに進化が楽しみ」と期待を寄せ、初めてアメフト観戦に訪れた女性は「こんなにアメフトの試合が面白いとは知らなかった。秋に楽しみが一つ増えた」と振り返る。

 秋のリーグ開幕は8月末を予定しており、試合スケジュールは6月23日18時に発表する。

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