ゆうろーど大久保商店街の「お休み処(どころ)」(習志野市大久保1)で3月3日まで、内裏びなやつるしびなが展示されている。
施設内には6段飾りを飾り、最上段に内裏びな(おびなとめびな)、その下に三人官女や五人ばやしが並ぶ。別のひな壇には、習志野市のご当地キャラクター「ナラシド」と「ソラシノ」を模したおびな・めびなも飾る。内裏びなの両脇には色鮮やかなつるしびなも。
つるしびなは、江戸時代から伝わるひな祭りの風習の一つ。桃の節句に合わせ、ちりめんなどの布で作ったさまざまな縁起物の細工物を赤い糸で連ねて飾る。細工物には、それぞれ「衣食住に困らないように」「健康に育つように」など、子どもの成長を願う意味が込められている。
今回展示しているつるしびなは、地元で20年続く手芸サークルが制作した。同サークル主宰の篠宮待子さんは「メンバーの手作りで、着物の袖やちりめん素材を使い2年がかりで仕上げた。昔から続くつるしびなをここに展示することで、子どもたちに伝えていければ」と話す。
お休み処に常駐する習志野市商店連合会の割田秀和さんは「ここに勤めて数年になるが、ここで見たのは初めて。おひなさまなど季節を彩る行事ものは見ていて楽しい。皆さんも興味があるようで、普段より多くの人が立ち寄ってくれてうれしい」と目を細める。
展示時間は11時~17時。水曜・日曜定休。