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JR津田沼駅北口に新駐輪場 2100台収容、路上駐輪集約へ

JR津田沼駅北口駐輪場 完成予想パース

JR津田沼駅北口駐輪場 完成予想パース

 JR津田沼駅北口で現在、「JR津田沼駅北口自転車等駐車場」の新築工事が進んでいる。供用開始は4月1日を予定。

JR津田沼駅・新津田沼駅周辺の駐輪場(撮影=2026年3月)

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 北口周辺の歩道や路上に点在する駐輪を集約し、駅前景観の改善と歩行空間の確保を図る計画。自転車が連なり歩道などをふさぐ状態が続いてきただけに、北口の風景を変える施設として注目を集めている。

 建設地は津田沼1丁目公園に近い線路脇の高架沿い。市が公表した概要資料によると、施設は鉄骨造地上2階建てで、延べ床面積は1830.42平方メートル、最高高さは9.6メートル。収容台数は自転車1850台、原動機付自転車250台の計2100台。利用形態は年間利用に加え、一時利用にも対応する。屋上部も駐輪スペースとして活用する。

 完成イメージは、濃いブラウンを基調にした外観に白い柱を組み合わせ、線路沿いの細長い敷地形状を生かした造り。道路の高低差に合わせてスロープ状の動線を設け、屋上部まで自転車を押して上がれる構造になる見込み。近年増えている電動アシスト付き自転車など、多様化した車体にも対応しやすいよう平置きを中心に整備するという。

 今回の整備は、既存駐輪場の建て替えという位置付け。市は「これまでの動線を大きく変えずに収容力と機能を高める」考えを示している。

 これまで北口側の市営駐輪場は年間利用が中心だったが、一時利用にも対応するという。利用料金や募集開始時期は未定。習志野市役所自転車対策係の森林係長は「これまで歩道上に止まっていた自転車が集約されれば、街の見え方はかなり変わるのでは。景観が良くなれば歩きやすさも増し、防犯性の向上にもつながるはず」と期待を寄せる。

 一方、市は新施設だけで全てを完結させるのではなく、周辺の民間駐輪場も含めて需要に対応していく方針。2100台を上回る利用が生じた場合は、近隣の民営駐輪場への案内も視野に入れる。シェアサイクルのポート導入は現時点で予定していないという。

 工事は既に始まっており、工程表では2027年2月末までを工期としている。外構、設備、電気工事などを進め、同年4月の供用開始を目指す。総工費は約6億円の見込み。

 既存の歩道上駐輪場を撤去した後に生まれる道路空間の活用も視野に入れ、地元商店街や警察、公共交通事業者らと協議しながら、公共空間を使ったにぎわい創出を検討しているという。ベンチ設置や小規模な社会実験なども選択肢にあり、駅前を「通過する場所」から「滞在できる場所」へ変えていく議論も始まっている。

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