特集

市立習志野高校新校長・大崎栄貴さんに聞く 「文武両道に、より力を入れていきたい」

  • 106

  •  

 習志野市立習志野高校(習志野市東習志野1)の男子バレー部、柔道部、ボクシング部(個人)、体操部(個人平行棒)が春の関東大会で、それぞれ優勝するという成績を残した。

 その習志野高校に校長として4月に着任した北海道帯広市出身の大崎栄貴さんは学生時代から剣道に打ち込み、千葉県立高校で剣道部顧問として勤務し、行徳高校(定)、県立松戸高校、幕張総合高校で教頭、副校長を歴任し現在に至る。

 大崎さんは「代々、諸先輩方が築いてきた文武両道の伝統を継承し、習志野高校というブランドを背負って、その重みを感じながら日々頑張っている先生方と現場力を大事にしながら同じベクトルに向い学校運営を行いたい」と話す。

 さらに「スポーツ校のイメージが強いが、卒業後の希望進路実現を目指し、知徳体のバランスのとれた、多方面で活躍できる人材の育成を行っていきたい」と抱負を語る。自己発展学習と呼ばれる自分が専門的に深めたい分野の学習が可能な科目を新設し、受験や資格取得、芸術や体育の専門分野に特化したセミナーが選択できる独自の学習も始めた。

 習志野高校は応援・声援する市民に対して体操場、サッカー場などの施設開放を行うとともに、選手が子どもたちにコーチして教えるなどの地域貢献も行っている。

 6月11日から各部のインターハイ予選が始まる。大崎さんは「選手の活躍に期待が高まる中、全国高校野球選手権千葉県大会では3年ぶりに吹奏楽も解禁され「レッツゴー習志野」でエンジ色にスタンドが染まる夏が始まるので楽しみ」と生徒の活躍を見守る。

習志野市立習志野高等学校
 

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース