習志野市の生涯学習複合施設「プラッツ習志野」(習志野市本大久保3)が11月2日で3周年を迎えた。記念イベントも開催した。
中央公民館、中央図書館、中央公園体育館、習志野市民ホールの屋内施設に加え、多目的広場やパークゴルフ場の屋外施設、市民・各種団体の活動をサポートする場「フューチャーセンター」などから成る生涯学習複合施設。「市民の、市民の手による、市民施設の自主運営」を理念に運営している。「プラッツ」とは習志野市と交流のあるドイツの言葉で、みんなが集まる「広場」を意味する。
統括マネジャーの松永寿康さんは「日本の人口が減少傾向にある中、税収減が予想される。行政からの支援がより少なくなったとしても、地域の力で施設の運営が継続できることを一つの目標として、『100年後の子どもたちのため』をテーマに、経済的なことも含めて自立運営できる施設としてプラッツ習志野はスタートした」と話す。
3周年を迎え、松永さんは「2周年でもイベントを計画していたが、コロナで中止になった。今年は念願かない、みんなで一緒に祝えてうれしい。とはいえ、この施設を『昔の公民館?』『図書館』と思っている方もまだいるので、『プラッツ習志野は総合的な生涯学習複合施設』と呼びかけ続けて、認知してもらい利用していただけるよう、これからも頑張りたい」と意気込みを見せる。