習志野市役所で1月15日~21日、「少年の日」ポスター展と「青少年健全育成標語展」が開催された。今回で35回目。
「少年の日」のポスター展は、青少年補導委員連絡協議会が主催。同市内の小学校4年~6年の児童を対象に、「夢や希望、今頑張っていること、家族で過ごした楽しかった思い出、地域の行事やボランティア活動に参加したこと、休日にしてみたい事や体験したことなどを生き生きと活動している子どもの様子を描くこと」を課題とする作品全266点を展示した。
毎月第3土曜日を「少年の日」として、青少年の健全育成に対する理解を深め、関係機関や団体、地域住民が一体となって青少年を非行から守り、健全育成のための活動を実践するとともに、青少年自身も社会・地域の一員として自覚を高める日とされている。このポスターを描くことが活動に参加する一環とされている。
同時に行った中学校区青少年健全育成連絡協議会代表会が主催の「青少年健全育成標語展」は、小学校5・6年、中学生が対象。「自分たちの地域や社会、そして、仲間たちを見つめ直し、心身ともに成長する一助とすること」を目的に募集した。本年度のテーマは「大切にしたいこと」。6060点の応募があり、小学生の部で最優秀賞に選ばれた作品は、「思いやり ちがう個性も 認める心」。中学生の部は「この個性 たった一つの 僕の色」だった。
今年の応募作品について、同市青少年センター担当の萩原明宜さんは「家族や自然、スポーツなど、思いやりや自分の成長につながる温かい作品が多く、大変うれしい」と話す。