日韓高校生コンサート「河を越え 友だちに」が4月2日、プラッツ習志野市民ホール(習志野市本大久保3)で開催される。主催は「響けよ歌声実行委員会」。
韓国・桂園芸術高校の動画による演奏と、県立津田沼高校(秋津5)の生演奏から成る同コンサート。
韓国京畿(けいき)道城南市にある桂園芸術高校は美術・舞踊・音楽・演劇・映像の学科がある総合芸術高校で、今回のコンサートのためにオリジナル映像を制作する。津田沼高校は昨年に引き続き参加。「韓国の民族衣装チマチョゴリを着て生演奏する姿も見どころ」という。
コンサートはオーケストラと合唱による「河を越え 春が来るように」で始まり、日本の楽曲を韓国の学生が、韓国の楽曲を日本の学生が歌い合う場面もある。最後は日本と韓国の出演者全員による「あの雲の流れいくところ~浜辺の歌」で日韓の響きが重なり合う。
実行委員会代表の戸田志香さんは韓国留学で韓国の楽曲を研究し、現在は韓国の歌の普及に努めている。戸田さんは「韓国の歌を歌う人、広めてくれる人を増やしたい。タイトルには河を越えて友達になれるようにという思いが込められている。楽曲も今回のために書き直すなどアレンジしているので楽しんでもらえると思う」と話す。「今後もコンサートを続けていきたい。コロナ禍以前のように韓国でのコンサートも開きたい」と意気込みを見せる。
14時開演。チケットは1,000円。