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習志野でパラグアイのハープ「アルパ」の演奏イベント 参加者との交流も

『アルパ奏者のエンリケさん(左)と松木さん』

『アルパ奏者のエンリケさん(左)と松木さん』

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 習志野市の生涯学習複合施設「プラッツ習志野」(習志野本大久保3)北館・習志野市民ホールで1月28日、「アルパ~南米のハープを学び・楽もう~」の学習イベントが開催された。参加者はアルパやギターの生演奏を楽しみながら、曲の合間にアルパの仕組みや文化について演者から聞く形で学んだ。

観客の前で演奏するマルシアル・ロドリゲスさん、エンリケ・カレーラさん、松木亜里沙さん(左から)

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 同イベントは当初2021年に開催する予定だったが、コロナ禍で延期になり今回、開催が実現した。

 スペイン語でハープという意味の楽器「アルパ」の演者デュオ「アルパデュオソンリーサ」として夫婦で活動するエンリケ・カレーラさん、松木亜里沙さんと、ギターのマルシアル・ロドリゲスさんによる演奏会形式の2部構成で上演。1部はアルパ発祥の地パラグアイやメキシコの音楽を、2部ではエンリケさんが作った曲や「さくらさくら」「なごり雪」「ビートルズメドレー」など日本人になじみがある曲も演奏し、最後はアルパの代表曲「牛乳列車」を演奏し。曲の合間にアルパの音が鳴る仕組みや歴史や文化なども紹介した。

 演奏後、エンリケさんと松木さんは参加者との質疑応答を行ったほか、イベント終了後に行列ができた物販ブースで購入した観客と交流した。

 アルパの魅力について、エンリケさんは「楽譜も使わないことと、そんなに練習しなくても良い音が出るので気軽に楽しめること」と話し、松木さんは「私が引かれた高音の輝くような音や、それとは別に陽気な曲も合うし、ゆっくりな曲だと哀愁漂う音になる楽器としての幅の広さ」と、それぞれ話した。

 演奏会を終え、エンリケさんは「今日はたくさんの人が私たちのアルパを聴いてくれて本当にうれしい。今日は参加できなかった人も別の機会にアルパの音色とパラグアイの文化に触れてほしい」と話す。

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