習志野市袖ヶ浦団地の一角にあるコワーキングスペース「Join Spot袖ヶ浦」(習志野市袖ヶ浦3)が3月31日で閉館し、併せて「放課後ジョインスポット」も終了する。
UR都市機構のグループ会社「日本総合住生活」が2021年4月に開設した同施設は、仕事や勉強などの場だけではなく、ワークショップやセミナーなどにも利用されてきた。地域交流のトークイベント「ジョイントーク」や、同所でつながった店や地域の人が参加する「ウラ庭マルシェ」などのマルシェも行われた。開設当初より期間限定の取り組みであったため閉館となる。
「放課後ジョインスポット」(火曜~木曜)も閉館に伴い終了する。地域団体MAP・西村桂子さんの「子どもが1人でも、友達とでも、保護者と一緒でも安心して過ごしながら、子どものやりたい気持ちを尊重する場を作りたい」という思いから、2021年11月に始まった。子どもたちが自由に過ごすことができる室内プレーパークとしてリピーターの姿も見られていた。
西村さんは「前日の遊びの続きをしに来る子どもや、『ただいま』と言って来る子どももいて、学区外の仲間がこの場所で仲良くなって一緒に遊べる場所になっていくのを実感してきた。保護者から育児におけるさまざまな悩みを聞き、一緒に考え、4月には「こども家庭庁」も設置され、子どもの声を直接聞くことができる場所が必要だと強く感じている。今後も引き続き、できることを探していく」と話す。
閉館までの毎週木曜14時~15時には、「西村さんと…座談(the done!)」が開かれる。内容は、16日=「地域活動について」、23日=「相談したい事」、30日=「一緒にイベントを作ろう」。
運営時間は平日10時~17時。放課後ジョンイスポットは15時~17時。