「コミュニティ・スクール」の秋津小学校(習志野市秋津3)で4月16日、地域住民と学校、保護者、子どもたちが一丸となってこいのぼりを揚げるイベントが行われた。
雨により1日遅れの開催となった同イベント。約30年の歴史があり、コロナ禍でも地域住民と学校、保護者、子どもたちにより続けられるなど、地域活性化策の一つになっている。「団地の中では大きなこいのぼりが揚げられない」住民や有志からこいのぼりが寄付され、「子ども会」が主催して行った。現在は、同校PTAが引き継いでいる。
経年劣化などにより、昨年は一部使えない状態のこいのぼりがあったが、今年は学童の子どもたちが作った手形を付けたこいのぼりも揚がり、44匹が空を泳いだ。
同イベントに参加して3年目になる西香里さんは「子どもたちが、揚がったこいのぼりにジャンプして触る姿を想像しながら楽しく参加している」と目を細める。
同校の村山智恵子教頭は「地域との大きな取り組みの一つが行われ、ずっとつないできたことが今年もできて、とても良かった」と話す。
「こいのぼりおろし」は5月13日に行う予定。