スマイルピザ(習志野市谷津2)が4月17日、日本医科大学千葉北総病院(印西市)に初めてポップアップ出店し、焼きたてピザやソーセージを提供した。
同店は2021年12月にオープンしたテイクアウト専門のピザ店で、同院の入り口近くの広場にキッチンカーで出店した。
「マルゲリータ」(1,000円)、「3種のチーズ」「明太マヨポテト」(以上1,200円)、「ハニーチーズ」(1,300円)など店で人気のピザや、習志野市特産の「習志野ソーセージ」(600円)や習志野ソーセージをパンで挟んだ「習志野ドッグ」(800円)を用意。医療関係者や病院を訪れた人に1枚当たり3分でピザを焼き上げ販売した。
購入客は家や病院に持ち帰る人以外にも、晴れていたこともあり、同院敷地内のベンチで食べる人の姿もあり、キッチンカーの周りはにぎわいを見せた。
病院への出店について、店長の辻田瞬さんは「2020年からコロナ禍の影響で社会が大変な中、病院の方はもちろん、医療に携わる皆さんには本当に世話になった。当店も2021年に店を始めてコロナ禍の影響を受けながら営業していたが、今年に入り普通の生活を取り戻しつつある中、ピザを通して何か恩返しできないかと考えていたところ、今回の話を病院から頂き、出店を決めた。病院では焼きたてピザはなかなか食べられないと思う。当店のピザを食べて元気になってくれればうれしいし、医療関係者の皆さんに少しでもお礼の気持ちが伝われば。機会があればまた出店したい」と話す。