織戸菜園(習志野市鷺沼4)の「ひまわり回廊」が見頃を迎え、7月15日、一般開放が始まった。
今年で3年目の開催となる同園の「ひまわり回廊」。回廊エリアと迷路エリアがあり、広さは約1ヘクタールで昨年の2倍弱の面積。鷺沼4丁目は新しいまちづくりとして始まる「鷺沼特定土地区画整理事業」に含まれるため、「ひまわり回廊」が見られるのは今年で最後になる。
同園の織戸淳也さんは「今年は3種類のヒマワリを植えた。回廊エリアは背が低く170センチ前後のジュニアスマイルとサンマリノという品種。迷路エリアは背が高いNSクルナという品種で2メートルぐらいになる。迷路エリアは行き止まりもあり難しくなっているので、作った自分でさえ迷うこともある」と話す。
昨年までは秋冬野菜のための緑肥としてヒマワリを栽培。織戸さんは「ヒマワリは次の農作物にいい影響を与えてくれる。今年で最後なので今回は楽しんでいただくために用意したが、皆さんに喜んでもらえてうれしい。これから畑は習志野市藤崎へ移転する。規模は小さくなるかもしれないが、またヒマワリを植えられたら」と話す。
見頃について、織戸さんは、「ヒマワリの種類によって開花時期が違うのでばらつきがあるが、20日あたりに迷路エリアも見頃になるのでは」と話す。「子どもたちが夏休みに入るのでヒマワリの中を探検するような気持ちで楽しんでほしい」と呼びかける。
「ひまわり回廊」は7月末まで。看板下にある植物用のはさみが置いてあり、100円で5本まで持ち帰ることができる。駐輪場あり。駐車場は近くのコインパーキングを利用。