見る・遊ぶ 学ぶ・知る

東習志野図書館で戦争の講話イベント「平和をねがう」 ライアー演奏も

会場の東習志野図書館

会場の東習志野図書館

  • 114

  •  

 戦争の現状を今に伝える講話とライアー演奏のイベント「平和をねがう~次世代語り部による講話&ライアー(たて琴)演奏」が8月5日、東習志野図書館(習志野市東習志野3)で開催される。

[広告]

 ライアー奏者であり声楽家の浜島史子さんよるライアーの演奏と、「昭和館」次世代語り部・JPIC読書アドバイザーの安井広子さんによる「学校生活と子どもたち(戦前・戦中編)」と題する講話から成る同イベント。講話では、第二次世界大戦中の日本の子どもが焼け跡で遊ぶ姿や米兵と関わりなど当時の写真を通しての当時の現状と戦争とは何かを伝える。

 草間由美子館長は「習志野市が核兵器廃絶平和都市宣言していることを受けて、当館は8月12日~17日、核兵器の廃絶を訴えることを目的とし、市民の皆さんが作成した千羽鶴、絵手紙、被爆者の描いた絵、被爆写真、被爆体験型紙芝居などの展示を行う。これに先立ち戦争の現状を別の形で知ってもらいたいと考え、今回のイベントを企画した」と話す。

 「昨年始まったウクライナ戦争も、最初は注目されたが長期化したことで関心が薄れていっている。もう一度戦争について考えるきっかけになれば。講師の安井さんには第二次世界大戦の子どもの現状を中心にしっかりと話してもらうが、オープニングで浜島さんに演奏していただくので、重すぎない空気の中で戦争を身近に感じてもらえれば」と来館を呼びかける。

 開催時間は14時~15時30分。対象は中学生以上。参加無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース